ヘイリオがエレクトロクロミックガラスとして唯一、
世界標準規格の耐久試験をクリア

ビル・住宅向けの最先端・高性能スマート調光ガラス「ヘイリオ」を開発・製造する米キネストラル・テクノロジー(本社カリフォルニア州ヘイワード、2010年設立、CEO S.B. Cha。以下、キネストラル)は2月26日、スマート調光ガラス「ヘイリオ」について、米国試験材料協会の策定するASTM規格に準拠する耐久性能を有していると確認されたことを明らかにしました。

 

ASTM E2953規格への適合要件となるASTM E2141-06に基づく試験において、米政府関連機関Energy’s National Renewable Energy Laboratories(NREL:国立再生可能エネルギー研究所)による試験手順を通過し、ヘイリオはこの耐久性能試験に適合する唯一の次世代エレクトロクロミックガラス製品となりました。

 

NRELによる試験では、ヘイリオに対して平均85℃の環境下で6カ月以上に渡り5万サイクルもの調光切り替えを実施しました。こうした過酷な条件にもかかわらず、ヘイリオの品質や調光性能に与える影響はほとんど無視できるごくわずかなものに止まり、可視光透過率は透明時・暗色時のいずれにおいてもほとんど変化がありませんでした。透明時の見た目は従来の窓ガラスと遜色のないままで、暗く調光した場合も自然なグレーを保ち、調光の速度も3分以内を維持しました。

 

キネストラル・テクノロジーの共同創業者兼CTOのハワード・ターナーは、「ヘイリオの性能は、20年前にエレクトロクロミック製品が出現したときには存在しなかった新素材やデバイス物理学を、サイエンティストやエンジニアが発明したからこそ実現できたもの。製造プロセスについても大きな課題はあったが、今やそれを解決する効率的な製造が可能なスケーラビリティのある大規模工場と、この市場において最も美しく耐久性の高いスマートガラス製品の両方を保有するに至りました」と述べました。

 

スマート調光ガラス「ヘイリオ」は、Halio North America、およびキネストラルと世界最大のガラスメーカーであるAGCとのジョイントベンチャーであるHalio Internationalが独占販売しており、すでに30カ国以上で導入が可能となっています。

 

そのAGCでBuilding & Industrial Glass CompanyのCTOを務めるマルク・バン・デン・ネスト氏は「キネストラル・テクノロジーのパートナーである当社としては、この結果は市場に対する大きな説得材料になると考えます。ヘイリオがASTM規格に準拠する耐久性能をもつというのは、このスマートガラス製品が顧客にとって正しい選択になる、というお墨付きでもあります」と語りました。

 

米カテラ社、新製品「Katerra Windows」にヘイリオを採用

 

従来からキネストラル・テクノロジーと提携関係にあった建設系テクノロジー企業であるカテラ社は、2019年2月18日にラスベガスで開催した自社イベント「Katerra TAKE OFF」において、設計・建設段階における効率化、コスト削減の実現などを目的とした新製品群を発表。窓ガラス向け製品の「Katerra Windows」を紹介しました。

 

このKaterra Windowsにおいて、スマート調光ガラスであるヘイリオを統合。先進的な機能・性能を有する製品として2019年第3四半期から提供を開始し、建築物に高い性能と付加価値を与えることを目指すとしました。さらに、製造拠点をカリフォルニア州に設け、流通の最適化も行うことで、製造拠点から建設現場への納期を1週間程度にまで短縮する見込みです。

 

キネストラル・テクノロジーの次世代スマートガラスに関する技術および処理方法について、世界中で100以上の特許を保有・申請しており、2018年末よりヘイリオの本格生産を開始しています。

 

キネストラル・テクノロジーについて

本社サンフランシスコベイエリア。美しい建材となる、応答性が高くインテリジェントな可変色ガラス技術を発明。継続的な研究開発により、製造、デバイス処理、および窓ガラスのスマート制御におけるグローバルな特許ポートフォリオを築き上げています。最新情報は https://www.kinestral.com/ もしくはTwitterアカウント(@kinestral_japan)にてご確認ください。

 

広報窓口

 

日本語

井原美紀

mihara@kinestral.com

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